皆様、ゴールデンウィークは楽しんでいらっしゃいますか?
私達農家にとっては、だんだん忙しくなる時期です。
例年なら、この時期はもうだいぶ暖かくなってくるのですが、
今年はまだ寒さが残っています。
ちょうどゴールデンウィークが始まった4月28日の朝は
育苗ハウスの外にかけてある温度計ではマイナス3.1℃となりました。
畑はもっと寒かったかもしれません。
畑には霜柱が一面立っていました。
最初に苗を植えた畑では霜害にあってしまいました。
ツルも順調に伸びて来ていたところでした。
葉が凍ってしまい、黒く変色しています。
この画像のものはかろうじて生きていますが、
この先の生育が心配です。
酷いものは全部黒くなってダメになってしまったものもありました。
他の畑でも、植えたばかりの苗や伸び始めている苗の
葉が黒く変色してしまったものも沢山あります。
今後、悪い影響がでなければいいと願うばかりです。
そして、ここ数日は雨、雨。
思うように仕事が進まずイライラしています。
でも、落ち込んでばかりもいられません。
霜害にあったのは幸い一部です。
新しい元号になったので、気持ちも切り替えて頑張りますよ~!
そして、令和の初日の今日は今シーズン最後の「すいか」の種まきをしました。
2月13日から始まり、今日で12回目の種まきでした。
このすいかが実るのは8月下旬です。
まだまだ先の話ですね~
可愛いので嬉しいのですが、
ウチの倉庫の屋根の下にツバメが巣を作ろうとしています。
梁に泥をくっつけて、しかもその下にもたくさん泥が落ちています。
巣ができれば、巣の下は糞だらけになるでしょう。
ここでの作業に影響かある。
そう考えると困ったなァと・・・。
追い払ってしまおうかとも思いますが、
健気に夫婦で飛んでくる姿を見ると、
このまま作らせてあげようかな~とも思います。
かわいいでしょ?
どうしようかな~、困った。
今朝、目覚めて「あ~白い」
そうです。外は一面の雪景色。
そして、どんどん降っている・・・。
一番最初の畑には、もうすいかの苗が植えてあります。
春の雪は湿り気が多いので、その重みですいかの苗を覆っているビニールトンネルが
つぶれないように、雪下ろしをしました。
そして、他の畑にもすでにビニールトンネルを作ってあるところもあるので、
そこも合わせて75a分の畑の雪下ろしをしました。
朝、色々と準備をして6時30分から開始。
1つ目の畑の雪下ろしを1時間半ほどかけて終わらせ、
すぐに2つ目の畑へ移動。ちょっと雪が収まったようだっので、
朝食をとりに家に戻ったものの、また激しく降り出したので、
すぐに2つ目の畑に行き、雪下ろし。
↓これは、空気で雪を吹き飛ばしているところ。今回の雪は湿って思いので、思うように吹き飛ばせません。
そのあと、まだまだ激しく降っているので、もう一度1つ目の畑に戻ると、
また雪が積もっていたため、もう一度雪下ろし。
そして、また2つ目の畑に戻ると、また雪が積もっていたので、ここももう一度雪下ろし。
そうこうしているうちに、2つ目の畑の2回目の雪下ろしが終わったのが
13時30分を過ぎていました。
結局、午前中はビニールトンネルの雪下ろしに、右往左往して終わってしまいました。
いつまで、降り続くのか、いいかげんお腹もすいたし、もうこんなこといつまで続くのだろう・・・
と、思っていると、雪は雨に変わり、ホッとしました。
めちゃくちゃ疲れました~ァ。
何年かに1度はこのような雪にみまわれることがありますが、
2回も雪下ろしをしたのは初めてでした。
1月~3月にかけて、とても雪の少ない冬だったので、いまごろそのツケが回ってきたのか?
もう、季節はずれの雪はこりごりですわ~。
今日は今シーズン第一回目の定植を行いました。
定植とはすいかの苗を畑に植ることです。
これから、約1週間に一回のペースで6月中旬まで、
徐々に苗を植えて行きます。
今日は研修生がいるのに加え、
数年前から定植や除草作業、そして収穫の時に
アルバイトに来てくれている方と、その息子さんもいたので、
私達夫婦も合わせると、5人で行いました。
今日はとても強い風が吹いていたので、なるべく早く作業を行いたかったので、
人手があって、本当に助かります。
今日は約800本の苗を植えました。
研修生は初めての作業なので、もたついた手つきで、
何だか心配な感じでしたが、少しずつ慣れてきて、
終わるころには、ほんの少しスピードアップした感じでした。
まだまだ修行はこれからです。
私(妻)も今シーズン初の定植だったことと、
強風にさらされての作業だったので、ちょっと疲れました。
やば~い!年のせいかしら(笑)
先日のブログにも書きましたが、
3月31日に当農園で初の種まき体験会を行いました。
その時蒔いた「すいか」の芽が出てきました!
よかった!よかった!
ちゃんと芽が出るのは分かっていても、なんとなくドキドキしてました(笑)
今日は天気が良かったので、太陽の光をいっぱい浴びていましたよ!
本日、「すいかの種まき体験&すいか畑の様子見学会」を行いました。
ちょっと大げさな言い方をすると、土肥農園でお客様と一緒に行う
初めてのイベントだったのです!
今回は1組4名のご家族さまに参加していただきました。
Facebookやブログなどでは2組までと募集しましたが
狭い育苗ハウスでの作業になるので、結果的に1組さまで良かったように思います。
育苗ハウスの中で行う種まきですが、
それでもお天気に恵まれればいいなァ~、と願っていました。
が、しかし・・・
今日は曇ったり晴れたり、雨が降ったり、そしてなんと吹雪になったり、
目まぐるしく変わる天気でした。
そのため、育苗ハウスの中も急に暑くなったり、寒くなったりで
ちょっとびっくりされたのではないでしょうか。
今の時期、育苗ハウスの中には定植(畑に苗を植えること)間近の苗から
接ぎ木したばかりの苗、そして接ぎ木前の夕顔の芽やすいかの芽など
それぞれ違った大きさの苗があるので、
それらを説明させていただくと、小学生のすいか大好きキッズは
「え~!」とか「葉っぱが大きい」などと楽しそうに聞いてくれました。
そして、いよいよ種まき。
兄妹でいっしょに育苗箱に土を入れてもらいました。
種まき用の土はさらさらしているので、あまり手も汚れないんですよ。
いっぱい土をいれたら水に浸して、さあ種まきです!
今日は600粒の種をまいていただきました。
小さい種をお箸を使って丁寧に並べていただきました。
細かい作業なので、お兄ちゃんは肩が凝った!と(笑)
お父さんが一番早く沢山並べられたのがビックリでした。
これは、先日種まきをして、今朝、芽が出たばかりのすいかです。
殻を被ったまま芽がでるのでその殻を取っているところ。
小学生の小さい手だとやりやすいのか?それとも彼女が器用なのか、
さっさか取っていくのです。初めてやったとは思えない上手さ!ビックリです!
その後はこれから苗を植える畑を見学していただき、
パソコンの画像ですいかの育っていく様子を見て頂いたりしました。
そして、最後に当農園で収穫した越冬野菜(根菜類)を使った簡単なお料理で
お昼を食べて楽しいひと時を過ごしました。
普段は農家仲間としゃべっていると、ついつい専門用語ばかり出てしまいますが、
お子様や農家以外の方に説明するために、私達もどんなふうに説明したら
わかりやすいのかを考えるのが、とても楽しいし勉強になる気がするのです。
そして、普段やっている作業も、こうして客観的に見るとまた新鮮に見えます。
そして何より、すいかが大好きなお子様やご家族の笑顔を見ることができて
本当に楽しいひと時でした。
今日の種まき体験を通して、ほんの少しですが、作物を育てる面白さを伝える種まきが
できればよいと思います。
今日蒔いた種が実のは8月のお盆前になります。
そのころは楽しい夏休みですね。
また農園に遊びに来てくれたら嬉しいです。
1番最初にすいかの苗を植える畑。
昨日の雨でしっかり水分補給ができたので、マルチを敷きました。
ここで1つ、ご報告
今年2月から、すいか農家を志す研修生を受け入れることになりました。
主人が運転している機械の後ろについて歩いているのが研修生です。
みなさん、ときどきブログにも登場すると思いますので、よろしく~!
久しぶりの研修生の受け入れです。
長野県の新規就農里親制度です。
波田にすいか農家を増やすことは、私達も新規就農で皆さんにお世話になった恩返し。
と、同時に一人前のすいか農家に育てるために、身が引き締まる思いです。
畑仕事は決して楽ではありませんが、最後まで頑張って欲しいです!
急に暖かくなり、一気に春がきたような陽気です。
時期も時期ですが、今日のように暖かくなると、
トラクターが走ったり、畑に出る人がちらほら。
当農園でも、昨日は一番最初にすいかの苗を植える畑に肥料を撒き、
トラクターで耕運しました。
これで、雨が降るのを待って、土が程よく湿ったら、いよいよビニールマルチを敷きます。
そして今日、もう一つの畑には土壌改良のため、
苦度土石灰を撒きました。
遠くの山にはまだ雪が残って白いので
ぱっと見ると、畑も雪なのかと思いますが、石灰です。
明日は春分です。いよいよ農作業のシーズン到来ですな~。
今シーズン最初の接ぎ木苗が徐々に育ってきましたよ。
大きな双葉が台木の夕顔の葉で、その中央にある一回り小さい双葉が「すいか」です。
そのすいかの双葉の間から、また更に小さな本葉が顔を出してきました。
外はまだまだ寒いですが、太陽が出れば育苗ハウスの中は30℃以上にもなります。
あまり温度が上がりすぎないように、そして冷たい風に当てないようにと
気を配りながら面倒をみています。
種まきも順に進めています。
すいかの種まきは、もう3回目になり、その芽がいまにも顔を出しそうになっています。
もこもこと、土を押し上げて、必死に起き上がろうとしているように見えます。
こんな、すいかの頑張っている姿が大好きです。
今シーズンも「すいかの接ぎ木」が始まりました。
もう、何年も当農園のブログをご覧の皆さんは知っていると思いますが、
すいかの苗は断根挿し接ぎという方法で接ぎ木をします。
連作障害などを防ぐためです。難しい言葉が出てきましたね。
画像のように根を切った夕顔の芽にすいかの芽を挿していくのです。
うちの主人のようにでっかい手の人は、
細かい作業なので、すいかの芽をつぶしてしまいそうです(笑)
土の入ったポット(ビニール製の鉢)に挿して、根が出てくるのを待ちます。
接ぎ木が始まると、一層育苗ハウスの温度管理に気を配ります。
丈夫な苗を育てることが、美味しい「どすいか」作りにつながります!
気を引き締めて頑張らねば!!
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