ニコニコ農家の奮闘記

2021 3.1


2021年3月スタート

もう3月!という気分です。

いよいよ今月下旬からは「すいか畑」の準備も始まります。

そして今はもっぱら「すいかの育苗」に専念しています。

 

昨日は今シーズン第1回目の接ぎ木を行いました。

毎年ご説明しておりますが、すいかの苗というのは

台木の夕顔(冬瓜などでやる人もいます)とすいかの芽を接ぎ木して

育てていくのです。

人間でいうと足は夕顔で胴体から上がすいかとなるのです。こう説明すとちょっと怖い、笑

画像の上部の小さい双葉がすいかです。そして下の大きい双葉が夕顔です。

よく見てください。夕顔の茎の下には根っこがありません。

これはわざと切り落としています。そしてこれを土にさして

新しい根が張ってくるように管理し育てていきます。

昨日は夫婦2人で約1000本の接ぎ木をしました。約1年ぶりなので肩がコリコリです。

これは土に挿しているところです。この土の入ったポット(ビニールの鉢)は

先日のブログに投稿した私(妻)がせっせと洗ったものです。

 

一晩たって今朝の苗の様子です。

まるで集中治療室にでも入っているようですね。

決まった温度と湿度で10日ほど養生させると先ほどの夕顔の茎から

しっかりした新しい根が出て来て「すいかの芽」も育ってきます。

 

あーこれで本格的に育苗が始まりました。

この接ぎ木を今シーズンは12回行う予定です。当然その回数だけすいかや夕顔の種まきもしますし、

すいかの苗もその回数畑に植えていくのです。

 

この苗が育ち、すいかの実をつけるころ、今年の夏はどんな夏になるでしょうかね。

そんなことを思いつつ、今は目の前の仕事を頑張っています。

今年の夏も「どすいか」と一緒に過ごす楽しい夏になりますように!

 

 

 

 

 

 


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