もう3月!という気分です。
いよいよ今月下旬からは「すいか畑」の準備も始まります。
そして今はもっぱら「すいかの育苗」に専念しています。
昨日は今シーズン第1回目の接ぎ木を行いました。
毎年ご説明しておりますが、すいかの苗というのは
台木の夕顔(冬瓜などでやる人もいます)とすいかの芽を接ぎ木して
育てていくのです。
人間でいうと足は夕顔で胴体から上がすいかとなるのです。こう説明すとちょっと怖い、笑
画像の上部の小さい双葉がすいかです。そして下の大きい双葉が夕顔です。
よく見てください。夕顔の茎の下には根っこがありません。
これはわざと切り落としています。そしてこれを土にさして
新しい根が張ってくるように管理し育てていきます。
昨日は夫婦2人で約1000本の接ぎ木をしました。約1年ぶりなので肩がコリコリです。
これは土に挿しているところです。この土の入ったポット(ビニールの鉢)は
先日のブログに投稿した私(妻)がせっせと洗ったものです。
一晩たって今朝の苗の様子です。
まるで集中治療室にでも入っているようですね。
決まった温度と湿度で10日ほど養生させると先ほどの夕顔の茎から
しっかりした新しい根が出て来て「すいかの芽」も育ってきます。
あーこれで本格的に育苗が始まりました。
この接ぎ木を今シーズンは12回行う予定です。当然その回数だけすいかや夕顔の種まきもしますし、
すいかの苗もその回数畑に植えていくのです。
この苗が育ち、すいかの実をつけるころ、今年の夏はどんな夏になるでしょうかね。
そんなことを思いつつ、今は目の前の仕事を頑張っています。
今年の夏も「どすいか」と一緒に過ごす楽しい夏になりますように!
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