土肥農園のすいかが
「どすいか」な理由。
その理由を、語らせてください!
こんにちは! 土肥農園代表の土肥寛幸(どひ ひろゆき)です。
このたびは、私たち土肥農園の看板商品である「どすいか」のページに
わざわざお越しいただき、ありがとうございます。
ここに辿りついた方たちは、きっとすいかのことが大好きな方なのでしょう。
土肥農園が大切にしているのは、こういった人との出会いや、つながりです。
皆さまお一人お一人、お客様という関係以上にパートナーという絆でつながっていたい。
それが、私たちの目標であります。
だからこそ、私たちの農園のこと、私たち自身のことを知っていただきたいと思い、
「土肥農園」の公式のホームページでお伝えしてきました。
ここでは、そんな私たちが大事に大事に育てている「どすいか」について
もっともっと深くお伝えしています。お客様のお手元に届く「どすいか」が
いったいどんなすいかなのか。たくさんの「ど」に込められた、
私たちの「ど」真ん中の思いが伝われば幸いです。
どうして「どすいか」という名前になったのか?
「ど」に込められた背景や思いなど、
ちょっと長くなりますが、
その理由をどうしてもお伝えしたいのです。
ど根性、どアホウ、
ど真面目に
どこまでもやる「ど」です。
私たちが育てたすいかを「どすいか」と名付けたのには理由があります。
それは、すいかを育てるためには「ど」真面目に、時には「ど」アホウに向きあうことが大事です。
そして、おいしいすいかをお届けするためには、「ど」根性が必要なのです。
なんでも「ど」が過ぎるくらいに、しないとおいしいものはできません。そうやってできたすいかを食べた瞬間、「ど」を越してただ呆れて、笑うしかないくらいの美味しいすいかをつくりたい。そして届けたい。そんな思いをギュッと込めて、すいかに「どすいか」と名付けたのです。
でも「ど根性」や「どアホウ」とか「ど」を越えると、なんだかクスッと笑えますよね。
真面目につくっているのに、クスッと笑ってしまう。
「どすいか」の「ど」には、そんな思いが込められています。
農業の基本である土、
そして土づくりの「ど」。
土を育てる、
育土で「どすいか」を育てます。
土肥農園の土づくりと栽培の特徴をこれからお伝えします。
結構「ど」真面目に説明しますので、ちょっと長めの文章になりますがしばらくこの思いにおつきあいください。
土肥農園の土づくりをひと言でいうと「育土(いくど)」です。
育土とは、土をひとつの生態系ととらえ、土の中の生き物が多様でバランスよく活発に動きやすい環境に活性化させていきます。育土によって地力を高めると、撒く肥料を必要最小限にすることができます。一般のすいか農家の半分程度のことも少なくありません。
その育土、土を育てるポイントは3つあります。そのポイントをご説明します。
ポイント01
土壌分析の徹底
すいかを栽培している畑の土の土壌分析を行い、カルシウム、マグネシウム、カリウム、チッソ、リン酸などの養分の量とバランスに細心の注意を払います。畑の中ですいかの根っこが活動しやすい環境を整え、それぞれの養分がバランスよく吸収できる状態に管理しています。また、春先にすいかを育てる肥料を撒く時に、この土壌分析の結果を活用して量や資材を決定しています。
ポイント02
緑肥(りょくひ)のフル活用
土の中で生き物がバランスよく、活発に動きやすくするためには、優良有機物の補給が必要です。世間一般では堆肥を入れることが土づくりと言われていますが、堆肥を入れ続けることで養分過剰状態にもなりかねません。そこで土肥農園では、緑肥を使います。土肥農園で使っているのは、ソルゴー、エン麦、ライ麦の3種類。すいか栽培終了後に片付けた畑に緑肥の種を蒔き、穂が出てくる前まで育て、そのままトラクターを使って畑の土にすき込み、有機物を土に補給する方法を採用しています。
ポイント03
自家製ぼかしづくり
すいか栽培が終わり、緑肥の種を蒔き、10月下旬から11月初旬に、育った緑肥の上から少量の堆肥と「自家製ぼかし」を散布して一緒にすき込みます。「ぼかし」とは米ぬかなどを使って発酵させた微生物資材のこと。土肥農園では、米ぬか、カニガラ、木炭チップ、EM活性液などで、2月下旬から3月上旬にかけて仕込み、秋まで熟成させる自家製ぼかしを使っています。「ぼかし」が時間をかけ緑肥たちを栄養腐食へと変化させ、土の中の生き物たちの養分となり「地力」を高めるのです。
私たち土肥がつくった
すいかですので、
「どすいか」です。
私たちは、2004年に新規就農してから今日のこの日まで、春夏は畑でがんばり、秋冬は視察に出かけるなど勉強の場に参加し、自らも学びの場をつくり続けてきました。
土肥(どひ、と読みます)がつくったすいかだから「どすいか」。すべては「ど」がついた名前にふさわしい、すいかづくりのため。「どすいか」が、おいしくて、笑顔になれるものの代名詞になるようすいかづくりに取り組んでいます。
私たちは2004年に松本市波田地区に移住して、まったくの「ど」素人から師匠に手ほどきを受けながら、すいかづくりをはじめました。
ですので、畑は師匠のお力を仮ながら、いちから探して借り受ける形になりました。そんな経緯から、畑一枚一枚にそれぞれのストーリーがあります。
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一本松
いっぽんまつ
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平林
ひらべし
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下原
しもはら
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中下原
ちゅうげはら
甘みと旨味とシャリ感のバランスのとれた食感が特徴。
「どすいか」のトップバッターはいい仕事しまっせ!
メイン通りからこの畑に入る道の角に、大きく、威厳のある一本の松があることからこの畑を「一本松」と呼ぶことにしました。ここは新規就農した時から栽培を続けている畑で、まさに「苦楽を共に過ごしてきた」畑です。実はこの畑。もともとはりんご畑で、最初はりんごの樹の株がたくさんありました。りんご栽培用の土づくりがされていたので、土壌分析のスキルをフル活用して全面的に修正を図りました。
みずみずしさの塊! 果汁がミネラル感あふれる美味しさ。
甘み、旨味、シャリ感は抜群です。
標高730mにある眺望が素晴らしい畑です。新規就農した当時から使わせていただいている畑で、もともとの土質は乾くと固まりやすく、雨がふるとべちゃべちゃに。加えて、石だらけでした。さらに栽培してみると「連作障害」という土の病気を抱えていた畑でした。本来ならば他を探すところですが、とにかくこんな眺めの美しい畑は手放したくない。そこで土づくりの勉強がはじまりました。今では土肥農園のエース的畑に進化するほどです。
ひとことで「濃厚」。食感はちょっとだけやわらかめですが、
その分濃厚さが増してます。それでもシャキシャキしてますよ!
松本市波田地区は全国有数のすいか産地。その中でも下原集落は、すいかづくりが始まった土地です。この畑は波田すいか発祥の中心地である下原地区のど真ん中にあります。2018年から借り受けているこの畑、実は、私たちが就農する前に特別にすいかの苗づくりを教えていただいた方の畑だったのです。半端な栽培をすると苗のお師匠さんの眼が光っております(笑)波田すいかの伝統を引き継げるように精進を積み重ねていきます。
まさに「秋すいか」とも言えるさわやかな甘みと旨味が特徴。
過ぎゆく夏を懐かしむ味です。
標高770mの高地の傾斜地にあります。この畑は、私のすいか栽培の師匠と同世代の方で、師匠から「勉強してがんばっている人がいる」と聞きつけた方が、「オレもなんとか力になってやりたい」と初対面である私のところに訪ねてこられ、そこからこの畑をお借りすることになりました。有り難い話です。高地の立地を活かし、収穫時期が8月下旬以降となるすいかは、この畑で栽培しています。
土肥農園の「どすいか」は、どう違うの?
どうやって食べるのがおいしい?
ここでは、「どすいか」の味や特徴、
食べ方について大解剖!
「味・特徴について」
- 果肉がしっかり
- 上品な甘さ
- 甘さだけでなく、
コクとうま味 - 果肉は薄いピンク色
- シャキシャキした
歯ごたえ - 甘みもうま味も
ギュギュッ - みずみずしく
ジューシー
「どすいか」の栽培は、畑の土の中で生き物の循環が生まれ、活性化が進むよう育土という土づくりを行っています。すいかは根を張り巡らせて養分の吸収を行いますが、この循環が活発になる土づくりによって、「どすいか」は非常に細かい根を無数に発生させます。私はこれを、「すいかの根がど根性を発揮する栽培」と呼んでいます。ホルモン活性がぐんとあがり、光合成活性があがるので、細胞分裂が活発になります。ちょっと専門的な説明になりましたが、つまりは細かくて丈夫な細胞がぎっしりと詰まったすいかになるのです。つまり、果肉がしっかりしています。よくお客様から「普通のすいかより薄い色してるけど大丈夫?」とよく聞かれますが、それが「どすいか」の特徴でもあります。細胞がぎっしりだからこそすりガラスのように、光の乱反射で人間の目には薄く見えてしまうのです。細かく丈夫な細胞がぎっしりだから歯ごたえも良く、みずみずしく、おいしさがギュッと詰まっているのです。薄いピンク色は、その証なのです!
何度も言います!土肥農園の「どすいか」の最大の特徴は、細かく丈夫な細胞がぎっしり詰まった果肉です。そのおかげでシャキシャキッとした甘く、うま味たっぷりのすいかを味わえます。常連の方にはお伝えしているのが、「大きければ大きいほどおいしいですよ」ということ。あ、ホームページで堂々と言っちゃいました。大きい分だけ細かくて丈夫な細胞がギュギュッと詰まっているわけです。「だまされたと思って食べてみてください」と声をかけると、皆さん本当にだまされて、大玉のとりこになってしまいます。皆さんも、ぜひだまされてみてください(笑)
「食べ方・保存方法」
「どすいか」はまさに食べ頃、
という時期に収穫してお届けしています。
ですので、届いた時が食べ頃!
お早めにお召し上がりください。
すいかの豆知識
キンキンに冷えたすいかもおいしいですが、
一般的においしいと感じる温度は15℃といわれています。
まさに!井戸水や川の水で冷やしたすいかがおいしかったのは、
適温だったということですね。
基本の切り方
真ん中が一番甘いので、切り分ける時は真ん中が全員に行き渡るように!
調理で応用
果肉を切って保存容器に!
果肉部分を食べやすいサイズに切っておいて、保存容器に入れて冷蔵庫へ。冷蔵庫をあけたら、すぐに食べられます。土肥家では水分補給として冷蔵庫に常備。あまり小さく切ると水分が出やすくなるので、気持ち大きめに。切った後3、4日で食べきりましょう。
ジュース・スムージー
冷やした果肉を適当な大きさに切ってミキサーに。氷を入れたグラスに入れればそのままおいしいジュースに!さらにもうひと工夫で、凍らせた果肉を半量加えてミキサーにかけたら、スムージーになります。
果肉以外の活用方法
食べ終わったすいかの硬い皮(縞模様がある部分)を取り除き、白い部分を使います。千切りにして塩もみして余分な水分を絞った後、ツナ缶、マヨネーズ、塩胡椒で味を調えれば、食卓の一品に! また、スープの具や炒め物、漬け物にも応用できるのでぜひ挑戦してください。
保存方法
涼しい場所(20℃程度)なら丸のまま
届いたら箱を開けてまずは割れなどがないか確認してください。
涼しい場所なら丸のままで1週間ほど日持ちしますが、できるだけ新鮮なうちにお召し上がりください。
冷蔵庫で保存する方法
半分か1/4に切って冷蔵庫で保存する場合は、切り口をしっかりラップで包み、ビニール袋に入れておくと鮮度が保たれます。とはいえ、切った後はなるべく早めの方が新鮮でおいしいです。
保存の際の注意点
メロン、リンゴ、桃などのようにエチレンガスを多く発生するものと一緒に保存しないでください。味や食感が変わったり、腐敗の原因になります。
めったに出ないから、幸運のすいか!
超がつくほど大きい
「どすいか」の中の「どすいか」。
100個に1個の割合で、めったに出ないけど、
出たらとってもラッキー。
土肥農園で収穫している「どすいか」の中でも
12kgを越えて中身もぎっしりつまった
最大級の「どすいか」を、
Granどsuikaとして数量限定で
収穫期間中に販売しています。
めったに出ないから「幸運のすいか」として
常連さんに人気です。
こんなギフトに選ばれています
- 受験
- 就職試験
- スポーツ大会
- プロポーズ
お客様からよくいただく質問などに、
土肥がお答えします!
- 「どすいか」が届きました。食べごろはいつですか?
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今が食べごろ!というタイミングで収穫してお送りしていますので、届きましたらお早めにお召し上がりください。
- 「どすいか」って、どれくらいの大きさですか?
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当農園で発送している「どすいか」は3サイズあります。2Lは7kgから8kg、3Lは8kgから9kg、4Lで9kgから11.3kgです。スーパーなどよく見られるのはMサイズ、Lサイズですが、それよりも大きいです。
- どのサイズがおすすめですか?
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一番多く売れているのは、3Lサイズです。ただすいか好きのお客様や常連さんになればなるほど、だんだん購入される大きさが大きくなり、4Lを買う方が多いです。
- 「どすいか」の一番おいしい時期はいつ?
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収穫時期は天候にもよりますが、だいたい7月中旬から9月上旬にかけてです。その期間中、いつでもおいしい「どすいか」が収穫できるよう作付けしています。信州の短い夏の微妙な気候の変化や畑の違いが、それぞれの「どすいか」に詰まっています。
- 直接農園に買いに行くことはできますか?
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もちろん大歓迎です。ただし、完全予約制ですのでお電話やメールでお問い合わせをお願いします。農園にいらっしゃった方には、お得なことがあるかも、、、ですよ!
- 「どすいか」の種を蒔いたら、おいしいすいかができますか?
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当農園で栽培しているのはF1品種(一代交配種)なので、食べた後の種を蒔いてもおいしいすいかになるかはわかりません。まぐれ、ということもあるかもしれませんので、チャレンジしてみてください。
- 食べる時、塩をかけた方がいいですか?
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「どすいか」は細胞がギュギュッと詰まっていて上品な甘さが特徴です。できれば塩をかけずに、そのまま繊細な味を楽しんでいただきたいです。
- すいかの縞の部分に種があるって本当ですか?
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どうやら関係ないようです(笑)当農園に夏休みの自由研究で訪れたお子さんが、実験して証明してくれました!
- 「どすいか」ですいか割りってできますか?
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どすいかはシャキシャキした食感とみずみずしさを味わっていただくために育てております。
すいか割りをしてしまうと、それが全て台無しになってしまいます。
すいか割りは夏の楽しい遊びのひとつですが、 できることなら、どすいかでのすいか割りはご遠慮いただければ幸いです。
- 絶対やってはいけない、すいかの取り扱いは?
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すいか割り(笑)です。投げたり、座ったりすることもご遠慮ください。また、「どすいか」の場合は食べ頃にお届けしますので、できるだけ早めにお召し上がりください。
- 「どすいか」を温めて食べてもいいですか?
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どこかの国では温かいすいかジュースがあったと記憶しますが、できればやめてください!「どすいか」のおいしい温度は15℃程度。冷蔵庫で適度に冷やした方がおいしいです。
土肥農園へのお問い合わせは、
お電話 / FAX / メール / ウェブフォーム にて
お送り下さい。
- 0263-92-2871
- 0263-92-5903
- info@dosuika.com
- ウェブフォーム
- 【 注意1】日中は農作業で不在が多いため、FAX及び留守番電話にご用件をお願いします。
-
【 注意2】メール/ウェブフォームでお送りの方には、3日以内にこちらからお返事いたします。
3日以内に土肥農園からのメールが届かない場合は、お手数ですがお電話をお願いします。 -
【 注意3】迷惑メールと認識され、届かない場合もありますので、
迷惑メール防止設定でinfo@dosuika.comのアドレスを許可してください。