農業からまったく無縁な状況からの就農。
その劇的な体験をしてきた
わたしたちだからこそできることを
これからのご恩返しとしてやっていきたい。
そんな想いから、有志とともに立ち上げた
新規就農者の支援活動をご紹介します。

新規就農の経験者だからこそできる、
新規就農者の支援活動を
目的とした団体です。

新規就農した農業者同士が農業技術、経営、情報活用技術、
地域農業や国内外の情勢などについて、
学び、情報を共有し、
それぞれの技術向上と経営の安定化、
地域社会活性化に貢献することを目的に活動しています。

活動の大きな目的のなかに、農業従事者増加につなげ、地域農業の維持があります。

長野県の新規就農支援制度として創設された
「新規就農者プロジェクト研修」の研修同期生が
修了にともなって
農業技術の定例勉強会「ぷ組土の会」を
平成16年1月に発足させたことがきっかけ。
ちなみに、「ぷ組」の「ぷ」は、プロジェクトの「プ」からとっています。

事業活動内容

1.  勉強会事業

新規就農者が安定した収益を上げるための勉強会。安定した収益が上げられない農家の支援として、
適切な指導者を招へいして、最先端の農業技術を学ぶ勉強会を年間で約20回自主開催。
長野県内にとどまらず、広く全国から参加者が集まることもあります。また、技術研修会や圃場視察会、交流会なども開催。
近年では、農業技術運動を進めている全国組織「農の会」との連携も多くなっています。

2.  新規就農者支援ネットワーク事業

長野県内をはじめ、各地域に点在する新規就農者のつながりをつくる取り組み。連絡名簿を整備し、
新規就農者の悩みや問題に対してお互いに相談しあえる、横のつながりを大切にした体制をつくっています。
必要に応じて組織的な支援を行っています。また、これから新規に就農する人、
研修生として地域に入る人に対して、同地域、もしくは栽培品目が共通する経験者を紹介し、
就農に対しての相談や地域への仲間入りのための橋渡しも行っています。
さらに、県の関係機関と連携し、県に相談に訪れる新規就農希望者に対しても支援に関わる関係づくりにも取り組んでいます。

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