土肥農園の土作り

どすいか」をつくるために
根拠にもとづいた育て方にこだわってます。
その最たるものが、土づくりです。

有機の土づくり:育土

土壌診断

土肥農園が徹底して行っているのは、有機の土づくりへの取り組みです。有機という言葉の意味は「本来のあるべき姿」です。作物が育つ環境が、本来あるべき機能を有する状態が理想的といえます。
そのため、土肥農園では、その土壌の機能を高めるための“育土”を行います。 そのため、徹底した土壌診断に取り組んでいるのです。専門家と契約を結び、作付前から作付終了まで、必要なタイミングで土壌診断という化学面からの分析を行っています。


土壌環境の安定

土壌診断による成分バランスの管理を続け、バランスを整えた土壌にすると、窒素以外の肥料成分はすべて土に保持されたものから供給され、いかにその保持された成分を有効に利用するのか、いかに窒素を効かしていくのかが重要になります。その状況を見極めながら肥料を“入れない”ことも土づくりの選択肢になることもあります。


緑肥と自家製ボカシ

土壌生態系の活性化も兼ねて、窒素成分を補給する場合は有機肥料のみを使用しています。優良有機物供給のため、栽培終了後すぐに緑肥の種を撒き、秋が深まるころ、大きく育った緑肥を畑にすき込む時に合わせて、米ぬかやカニガラ、木炭チップなどを独自で配合した自家製ボカシと適量の堆肥を共にすき込むことで土壌生態系を更に豊かにし、その活性化を促進します。


農薬・除草剤について

除草剤は過去に一度も使っていません

広大なすいか畑を除草剤無しで栽培することは非常に大変です。
土肥農園が取り組む土づくりと、除草剤を使わないことは、土壌を育てるうえでは欠かせないことだと実感しています。
土壌環境を守るために、今後も除草剤の使用はいたしません。
写真のように、手作業で除草しています。


健全に育てるための農薬

土肥農園では、植物の健全な生育上に必要とされる状況下では、農薬を使用します。
農薬を使用しない、減農薬そのものを目的とするのではなく、すいかが健やかに育つための取り組みに力を入れることで、結果、農薬が減っていくことが、本来の姿であると考えています。


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